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執筆者の写真yskitchen

Clad in Respect 舞台裏


こんにちは!鈴木佑介です! CP+で公開した、α6500での撮り下ろし映像

Webで解禁して1日で1000回以上の再生

恐縮至極でございます。

今のところ、ファンの方の反感も無いようなので一安心です。

本当にありがとうございます。

正直な話、この映像は私が描きたいものを描く、という事よりも

岩田さんの今思っている事を最大限残す事を優先して作りました。 (もちろん、その中で私が描きたいものも描きましたけど)

Clad in Respect -敬意を纏う-というタイトル通り

岩田さんは特撮、50年続くウルトラマンという大きな流れの中で 先達から受け継がれた敬意をまとって

歴史の一部として、自分が何をすべきかを全うされていました。

映像はどうしても作者のイメージで「限定」する作業になります。

「残したいもの」「残すべきもの」はなんだろう?と思った結果が

自分が今何をなすべきか、という事だと思い、 「彼の今を残す」事が一番だと思ったわけです。

中に人なんていない、というのがルールの特撮の世界 その中でスーツアクターにフォーカスをした作品が

どう、捉えられるか不安な面もあったのですが、

結果、みなさんに喜んでもらえているようなので、嬉しい限りです。

そんな反響を頂いている、本作。

ここから本題ですが、

本当にSONY α6500で撮れるの? という疑問があがるはず。(撮ってますよ)

というわけで今回は撮影の舞台裏を紹介します。

本作はα6500があったからこそ完成を迎えた、と言っても過言ではありません (もし、他のカメラだったら、撮影が結構大変だったはずなのです) もう一度言いますが、

α6500の魅力は ・APS-Cセンサー(Super 35mmセンサーと同等) ・小型で軽量

・動画でも尋常じゃないくらい使えるオートフォーカス

・ボディ内手ぶれ補正(手持ちでOK)

・高画質4K(2420万画素 読み出し)

・超解像ズーム(2倍まで劣化しないデジタルズーム)

・HD120fpsのハイスピード撮影(ほぼクロップされずに、AFが効く)

・豊富なEマウントレンズ(利便性から描写重視まで選べる)

・S-log撮影可能 ↓基本、必要なのはカメラと人間のみ。こんな感じで気軽に撮れるのです!

おさらいが終わったところで 一度、メイキング映像をご覧ください (本編に使っていない素材もあるので、岩田氏の素敵な動きをお楽しみください!)

◯Behind of "Clad in Respect"

本メイキング映像は昨年の秋から助手を務めてくれている秦弘典くんに制作してもらいました。

右の

私に似たような、若い子ね(笑)

セミナー壇上でも言いましたが、 今回、カットしてしまった所もあるのですが、撮り下ろし映像の色々なシーンの設定は 普段から私が提唱している 「テイク(あるものを撮る)」と「メイク(無いものを作りだす)」の両側面でも イケる!という事を証明するべく、選んだものでした。

シビアで結構大変そうな現場に見えますが、

実は今回、α6500にかなりお任せして撮影してます ・本編 8割オートフォーカス設定(顔認識もある) ・本編 8割手持ち撮影

・ジンバル大活躍(AFにお任せ!)

・実はホワイトバランスもオート

いかんせんこれでイケてしまうので 撮影自体はかなり楽してました(爆)

α6500抜群のオートフォーカスだから捉えられた岩田さんの素早い動き (Photo by 楠 哲也)

がっちりセッティングして撮ると、本当に美しい画になります(今回は内部収録素材を使用)

4K24pの美しい画像(映像から切り出し)

α6500は軽量でAFが優秀なので、ジンバルつけて動くだけ!

トンネルを走るシーンも

海辺の戦闘も 

動きさえ決めれば、あとはカメラがきっちり撮ってくれるのですよ!

スタジオ撮影や、朝日など時間との勝負のシーンも

α6500のおかげで、全て時間通りに終わりました! いや、これってとても大事な事で、クオリティを保ちながら時間内に終えるって すごく大変なのです。

それが、こんな小型のカメラが、やりたい事に忠実に、さらにキレイに写してくれる! そんなα6500のボディは14万前後ですよ!レンズ買っても20万です! なんて嬉しくて恐ろしい時代!!!(編集もほとんどFinal Cut ProXで済ませてますし)

こりゃ学生さんたちの映像もクオリティ高いわけです。

前回のブログでも言いましたが、今、Eマウントは動画撮影における資産になります。

α6500から初めて、フルサイズが欲しければα7SⅡやRⅡ、シネマカメラならFS5やFS7 レンズは一緒で14万から100万のレンジでボディが選べる上、 さらに今年はシネレンズが各社から発売されているわけです。 完璧なカメラなんてありません。

スペックだけで選んでも使いこなせなければ仕方ありません。

高いものは良い、当たり前です。

だけど、そのあたりを覆してコスパの良いカメラはある。

それがα6500です(本当にオススメです)

補足ですが、α7SⅡとも画のトーン合わせやすいです

◯α7SⅡ + 55mm F1.8

◯α6500 + 85mm F1.4 GM

つまり、 α6500はサブ機でも メイン機としても使えるのです! そして、α6300で大変波紋を呼んだ、 オーバーヒート問題もα6500では解決しました。

メニュー画面から「自動電源OFF」を選び「高」を選ぶ

今の所1時間30分録画して、29分59秒で切れるのでバッテリー一度交換して、

トータル3回RECしましたが、電源落ちはありませんでした。

※使う方の使い方次第なので、動作保証はしませんよ

どうですか?欲しくなってきませんか? 1台でも八面六臂の活躍をしてくれますが、

α6500が3台あれば、3カメでのマルチカム撮影も50万円〜で実現するのですよ! (長時間撮影は外部収録にすれば良いわけで)

そういう事も含めて、このカメラはコスパ良すぎるんですよ! メチャクチャオススメしてます。欲しい時が買い時です。

ただ、

ただ、

知っている人は知っている、

ソニーのカメラはデフォルトだと、ちょっぴり使いづらいのです。

なので、買った方のために

α6500の動画撮影用ボタンカスタマイズの例を載せておきますね!

あくまで参考ですが、ここから好みにしていただくのが良いかと。

さぁ、悩んでいる方、思い切ってαの世界へ!

まだ見ぬ世界が広がりますよ〜!(しかし不思議な集合写真だことw) 最後に =Clad in Respect STAFF= ----------------------------------------------------------------------------------------------------- 映像制作:鈴木 佑介 撮影助手:楠 哲也

照明技師:中上 歩

メイク :Asuka Takei

制作助手:秦 弘典

音楽制作:鈴木 孝彦

----------------------------------------------------------------------------------------------------- 関係者のみなさん、ありがとうございました!

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