あけましておめでとうございます!(遅)
2017年一発目の投稿となりました。
2016年仕事納めが30日で
2017年仕事始めが1日でしたので
言い訳じゃないけど、何かを書くパワーありませんでした。
目指せ、最低月イチ(汗)
さて、1/27~29の3日間、
長野県の小布施町にて 「Next Filmmakers Summit」なる
イベントが開かれていました。 今、映像制作者から注目を集めるVookが主催の本イベントは
審査制で集められた全国の映像制作者の猛者達が
次世代の映像制作者はどうあるべきか、を 長野県小布施町で考える約50名近くが集まっての2泊3日の大合宿
(ほぼ男だらけ)
昔から仲良くさせていただいている
松本敦さんをはじめ、今をときめくフィルムメーカーが
スピーカーとして参戦する中、私も隅っこにスピーカーとして参戦してきました (↓相変わらず態度がでかいです。
このイベント、トークセッションだけでなく、
さらには機材メーカーさんも参加し、
プチ機材展を行いながら、濃厚な交流をする、という前代未聞のイベント(笑)
※22時30分~0時30分に行われたカオスな機材展 with コタツ それが終わった後も各自の宿で「本当のビデオグラファーズナイト」を開催(5時までやってたな)
※Photo by濵田 博次
私は仕事の都合で2日目の出番の直前に小布施に到着したので
全部は把握できていないのですが、 スピーカーたちのリアルな声に共感したり
勉強になったり、とても考えさせてもらえる
有意義な時間だったと思います。
そして運営をしている方達が20代~30代前半の皆、若い人。
(気づけば私も40手前のおっさんなわけで)
これ今回私的に重要なポイントで、今の20代がどういう考えなのか、
何を大事にしているのか、一緒にいる事・交流する事で
理解できると思っています。
どうやったって世代の壁は常にあるわけなので
キャリアを積む事に頑固になっていく自分の考えや脳みそを
リフレッシュするには最高でした。
老害にはなりたく無いですし、
絶えずニーズは感じていたいと考えています。
あまり、こういう集いに参加しない質(大抵スケジュール合わない)なんですが、
正直参加してよかった、と心から思っています。
参加者の方の映像も相当なクオリティで
「あれ?見たことある!」
「すごいなぁ」
と思うものばかり
勝ち負けじゃないですが、
もっとがんばろう、と思う次第です
全体を振り返ると
・金を稼ぎたい人
・自己表現をしたい人
・自分を探したい人
制作ジャンルは違えど
大きく3種類に分かれていました。
私も最後、壇上から言いましたが
今回、私含め、トップランナーという括りで
登壇された方は3~4年前、今の自分、なりたい自分に
なるために行動された方ばかりです。
4年前で考えると5D3という
良い意味でも悪い意味でも「勘違いできるカメラ」が出て、映像制作人口が一気に増えた頃です。
機材の進化で可能性やできる事が増えた時に
先を見据えて行動していたわけです。
そして今年の2017年はGH5という素晴らしいスペックの
「勘違いできるカメラ」が登場します
映像制作者がまた一挙に増えるでしょう。
VR、ドローン、などが身近になった今、
いかに映像をきっちり作るか考えると
「BACK TO BASIC」がテーマになります。
昨年のPHOTONEXTのステージでも言いましたが
飛び道具を極めるか
本質を極めるか
です
現象として、ワンマンが良かれとされていた潮流はなくなり、
自主制作で映画やMVを作る、という方が増えると
予想されます。そうなるとチームでの制作が増えてきます これも「BACK TO BASIC」です。
また、私も制作していますが、インタビューをベースに
映像をインサートして「ドキュメンタリー」という
便利な逃げ道も徐々になくなってくるでしょう。
完全に「テイク(あるものを撮る)」から
「メイク(ないものを創り出す)」時代に移り変るわけです
予想していた事ですが、
これからが戦国時代。
私もうかうかしていられないと思っています。
「映像」は何か
「映像で表現する」という事は何かを
もっ本質的に考える時代になりました。
今回のようなイベントや
他者の映像作品に刺激を受けて安易に「ああいう作品を撮りたい」とか
目標を決めるのはいいと思いますが、
何をもってして「NEXT」なのか?
何年後が「NEXT」なのか?
何年戦うつもりなのか、きっちり
自分の「NEXT」をイメージして
その決めた「NEXT」に自分がきっちりと立っていられるようにしないといけないと思っています。
さぁ、2月がはじまります。
僕は4日間の撮影からスタート!
己のNEXTへの旅が始まります
参加したみなさんと運営のみなさんと
それぞれのNEXTの中の交差点でまた会えることを祈っています。
ありがとうございました!
Photo by Gohei Abe(ありがとう!)
追記 私事ですが 昨年、レクチャーをさせて頂いていた新潟のKnotさんから2名(関根さん&清水くん)が 審査に合格して参加していたのが嬉しかったです!(写真撮るの忘れた)